楓の会は、平成14年12月に認可を受けて発足した比較的若い法人です。職員も20〜30代の若い世代がたくさん活躍していて、職場の雰囲気も明るく活気があります。異業種からの転職組も最近は増えており、さまざまな経歴を持った人たちが働いている、やる気あふれる職場です。
私たちは、利用者さんにより豊かで笑顔のある生活を送っていただきたいという思いで支援を行っています。そのために大事にしているのがチームワークです。一人ひとりの利用者さんに対しどのように支援していくのがいいか、職員みんなで話し合い、意見を出し合う。決めたことは全員で共有し、連携する。その積み重ねを通して、チームワークを強固なものにしています。最近は、会議の場でも意見や提案を積極的に出してくれる人が増え、頼もしく感じているところです。新しく採用された人も、受け身の姿勢ではなく、自分が思ったことや疑問に感じたことは積極的に発信していってほしいですね。
現在、業務改善の一環として残業を減らす取り組みを行っています。原則的に定時退勤するように努めているところです。どうしても残業が必要な場合は、事前に申請が必要です。正直に言うと、以前は夜遅くまで残業する職員が多かったんです。私たちの仕事は、利用者さんのためを思えばいくらでもやることがありますし、時間の区切りもつけにくいので。ただ、それが職員の負担になってしまっては意味がない。体力的にも精神的にも余裕を持って利用者さんに接することができなければ、いい支援はできません。まずは決められた時間の中で自分たちができることを精一杯やってみようということで、工夫しながら効率化を図っています。
楓の会での仕事に興味を持ったら、まずは自分の目で確かめにきてほしいと思います。楓の会はメールや電話で連絡をもらえれば気軽に見学ができるので、職場の雰囲気を実際に感じ取ったり、私たちの思いや仕事内容についても理解を深めていただくことができます。
未経験の方でも大丈夫です。新任職員の相談役として一人ひとりに担当者をつけて業務の進め方を指導するなど、サポート体制を整えています。経験の有無や年齢に関係なくできるだけ仕事を任せていくので、どんどん経験やスキルを身につけていってもらいたいと考えています。
また、研修にも力を入れていて、全体研修と職層別研修が年に計4回、さらに事業所間で職員を入れ替える交換研修や外部研修も取り入れています。他分野の現場を経験することは、視野を広げ、多様な知識・スキルを養うことにも役立ちます。楓の会にはさまざまな施設・事業所があるので、転職しなくても法人内でキャリアアップできることも強みです。
