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リーダーを任せてもらい
自分を成長させることができた。

人の心に興味があり、学生時代は心理カウンセラーの勉強をしていました。障害者福祉の仕事を志すようになったのは、ボランティア活動に参加し、障害のある方と接するようになってからです。彼らの屈託のない笑顔に元気をもらい、話しかけた時の反応が純粋で面白いなと感じ、もっと深く関わりたいと思いました。
正直、入社1年目の頃はよく怒られていました。緊張してうまくコミュニケーションが取れなくて、陰でこっそり泣いたこともあります。そんな私が自分でも成長したなと感じられるようになったのは、3年目でリーダーを任せられるようになってから。亀戸福祉園には5つのグループがあり、それぞれリーダーがいるのですが、私が一番若くて、人に何かを伝えることがすごく苦手でした。でも、役職を与えてもらったことで「やらなきゃ」という意識が芽生え、和気あいあいとした雰囲気を心がけつつも、言うべきときは言う! やるべきときはやる! と決めて行動するようにしたんです。その甲斐あって、のんびりムードだったグループもだんだんと活動的な雰囲気になり、周りからも「雰囲気が変わったね」「楽しそうだね」と言われるようになりました。うれしかったですし、少しだけ自信がついたかなと思います。

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今の私があるのは、
周りの人たちのおかげ。

利用者さんの支援をするときは、全部こちらがやってあげるのではなく、その人の能力や状況に応じたやり方を工夫しています。初対面の場合、言葉のコミュニケーションが難しいこともありますが、目線の高さを合わせたり、絵カードやジェスチャーを交えたりしながら、徐々に打ち解けてもらえるようにしています。
職員同士の連携も大事で、今回はこうだったから、次はこうしてみようなど、スタッフ同士で話し合いながらより良い方法を模索しています。結果をすぐに求めてしまいがちですが、本人のペースに合わせて、焦らずに待つ姿勢も大切だと実感しています。そういう地道な対応を重ねることによって、利用者さんの反応や態度が目に見えて変わってくると、やってきてよかったなと思います。
ここまで仕事を続けられて、今の私があるのも周りの人たちが支えてくれたから。他の4人のリーダーの存在も大きいですね。仕事でミスをした時にはフォローしてくれ、挫折しそうな時にはいつも気にかけ話を聞いてくれました。何より、いつも利用者さんの笑顔に元気づけられてきました。これからも、利用者さんの理解を深め、楽しく仕事ができるように、自分自身を成長させていきたいと思います。

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ある日のタイムスケジュール

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