「人の生活に根差した仕事がしたい」と障害福祉の道へ進み、以前は別の法人で入所施設に勤務していましたが、夜勤のある生活を続けるうちに心身のバランスを崩してしまったことがありました。利用者さんと過ごす時間が大好きだったからこそ、「自分の生活も大切にしながら、長く働き続けられる環境で働きたい」と考えていた中で出会ったのが江東楓の会でした。楓の会は施設の異動があっても勤務先がすべて江東区内にあるので、生活環境を変えずに落ち着いて働けるところが魅力です。区内に多くの施設や事業所がありますが、異動や研修を通して顔見知りが増えていくので、どの施設に行っても知っている先輩や仲間がいて、横のつながりが本当に強いんです。法人全体に、とてもアットホームな雰囲気がありますね。
楓の会への入職後は生活介護で約4年、その後はグループホームに勤務しました。グループホームへの異動は前職のこともあって夜勤への不安もありましたが、事前に働き方についてとても丁寧に相談に乗っていただき、安心して新しい環境へ挑むことができました。無理のない勤務体制が整っているおかげで、今は心も体も大切にしながら、元気に働くことができています。
今年4月に新しい施設として法人運営がスタートした東砂福祉園では、リーダーを担当してます。意識しているのは、一緒に働く職員一人ひとりに目を配ることです。障害福祉の仕事は利用者さんの生活に深く関わる分、悩んだり気持ちが張り詰めたりすることもあります。私自身、向き合い続ける難しさを感じてきたからこそ、誰かが一人で抱え込まないようにしたいと思っています。大変そうな職員がいたら「少し代わろうか」と声をかけたり、現場の調整をしたり。新人の頃、余裕のない私に先輩たちが「大丈夫?」とこまめに声をかけて現場を調整してくれていた姿を見てきたので、今度は私が後輩たちが安心して働ける環境をつくっていきたいですね。
楓の会には、特定の職員だけでなく職員全体で「みんなでみんなをみる」という考え方が根付いています。他法人からの引き継ぎで運営を始めたばかりの東砂福祉園でも、他施設から応援に来てくださった職員の方々が、新人へ丁寧に支援方法を教えている姿をたくさん見てきました。施設を超えてワンチームで支え合える環境も、楓の会ならではの強みだと思います。
リーダーとしてはまだ学ぶことばかりですが、利用者さんにも職員にも「ここなら安心できる」と思える場所をつくり、みんなで支え合いながら、新しい東砂福祉園を大切に育てていきたいです。